C.O.S.M.O.S.

コスモス

ドローン監視・管理プラットフォームサービス C.O.S.M.O.S.

C.O.S.M.O.S.はUAVの自動運用の原則となる、機体の健全性、運用の確実性、周辺と運用者の安全性をより確実に
計画・監視・管理することを可能にするためのドローンを含むUAV並びにエアーモビリティのプラットフォーム技術です。
国交省が定めるドローン情報基盤システム(DIPS)や運航管理統合機能(FIMS)ともシームレスに接続しながら、
「空間管理」と「飛行管理」の両方を実現することで、安心・安全なオペレーションを可視化し、ドローンの社会実装のスピードを加速させます。

WHY? C.O.S.M.O.S.

複数台のドローンの飛行を同時管理

2022年の有人地帯上空での飛行に関する規制緩和を受けて、これから益々ドローンが社会実装が進むことが予想されます。物流ドローンや有人飛行を行う空飛ぶ車が日常的に使用されるようになると、複数台のドローンが上空を飛び交うことが当たり前になります。A.L.I. Technologiesでは創業当初からこのような未来を想定し、複数台のドローンの飛行を一元的に管理が出来るように開発してまいりました。本技術は「空中(低空域)において管制システムと通信し、飛行経路や各種情報を相互又は一方的方向で伝達、管理、制御、認証、登録、決済等(外部データ利用含む)を行うインフラシステムに関する特許」として特許取得済みです。

安心安全を可視化する技術

C.O.S.M.O.S.にはフライト航路の情報だけではなく、飛行する機体情報、オペレーター情報、そして2022年から開始されるドローンの国家ライセンス情報など、ドローンの飛行管理に必要となるあらゆる情報が一元的に集約可能です。同時にフライト中はGPS及び上空LTEを使用して補足された現在位置を地図データと3D 空間データ上に投影し、ドローンに取り付けた360度カメラによって現在の周辺環境もモニターします。ドローンが飛び交う自治体や、ドローンを日常的に使う運行事業者が必要に応じてリアルタイムにこれらの情報の確認が出来ることで、安心安全なオペレーションが実現されます。

3D都市モデルを用いたフライト シュミレーション

複雑化されたビル群が立ち並ぶ都心部においてドローンを飛行させるためには、ルート上の建物等の障害物を慎重に確認する必要があり、そのための現地調査のコストや手間が課題でした。国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・オープンデータ化プロジェクト「PLATEAU」とC.O.S.M.O.S.を活用することで、今後拡大するであろう都市の中におけるドローンの飛行を事前にシュミレーションすることが可能となります。

遠隔操作でオペレーションをバックアップ

ドローンの操縦者が不測の事態でオペレーションが継続できない場合や、甚大な広域災害が発生し被災地でオペレーションが完結できない場合など、C.O.S.M.O.S.を用いて遠隔操作が出来るような体制を構築しています。中央集権的にC.O.S.M.O.S.で繋がっている機体やフライトミッションを管理することで、規制緩和が進むと同時にオペレーションのバックアップ体制構築だけでなく、今まで熟練の操縦者の技術に頼っていた属人的なオペレーションを効率化・省人化させることも可能となります。

FUNCTION

ミッション管理

フライトに関係したプロジェクトを作成し、オペレーションの実施日、担当オペレーター、取得している許可情報、使用機材、案件ステータスなどを集約して一元管理することが可能となっております。フライト後はフライトログをアーカイブ化して保存可能です。

飛行計画

地図の上にウェイポイントや飛行エリアを指定し、各ポイントでの高度やフライト時間を設定して飛行計画を作成することが可能です。地図には予め飛行禁止エリアとなっているDID地区や空港などの情報が反映されており、全て直感的操作で扱える用になっております。

データ管理

撮影した写真・動画データをC.O.S.M.O.S.を通じてクラウドサーバーに格納が可能です。外部連携したSaaS型ソリューションをご利用いただくことで、膨大に蓄積されたデータから必要な画像・動画データを選択し、異常箇所にアノテーションを施した点検データへと変更します。

機体管理

登録者の所有する機体やバッテリー、プロペラなどの周辺機材を登録して所有する機材の一元管理が行えます。登録した機体情報をもとに、C.O.S.M.O.S.を経由して国交省のフライト申請を行う事も可能です。エンタープライズ版ユーザーは、ミッションに紐付いた機体の利用状況も管理できます。

オペレーター管理

ドローン操縦者の個人情報に加えて、国や業界団体が発行するライセンス情報、所有する機体情報、過去のフライト記録などを登録することが可能です。エンタープライズ版ユーザーは、自社の登録オペレーターを一元管理することが可能です。

LIVEモニタリング

現在進行系で進行中のフライトミッションの状況を、遠隔で監視管理するための機能です。地図上にフライトルートや現在のドローンの位置情報が表示されると同時に、周辺の映像、飛行速度、高度、バッテリー残量などをリアルタイムにモニターすることが可能となっています。

Air Mobility

C.O.S.M.O.S.が活躍するのはドローンの管制システムに限ったことではありません。今後開発が加速するエアモビリティにも必須の基幹システムであり、空中域を活用する全ての有人・無人航空機が使用できるユニバーサルなサービスです。
都市の上空をドローンや空飛ぶタクシーが飛び回る、そんな未来に先駆けて、A.L.I. Technologiesでは、自社開発するホバーバイク「XTURISMO」のシステムにC.O.S.M.O.S.を搭載することで、空のインフラ構築とエアモビリティの社会受容性を作っています。

USE CASE

農業のリモートセンシングでのC.O.S.M.O.S. 活用事例

導入から2年で36都道府県で活用。全国にいる100名以上の操縦士を一元管理

農業従事者の減少が加速しつつあるなか、農作業の大幅な省力化や生産性向上のために、ドローンを含めた最新のテクノロジーを活用したスマート農業の必要性が高まっています。A.L.I.は、2019年より国内農業機器メーカーと共同で日本全国で農業リモートセンシングに係るドローンソリューションを提供しています。リモートセンシングとは、ドローンで撮影した空撮画像をもとに作物の生育状況を可視化する作業です。得られたデータから適切な箇所に適切な施肥を行うことで、低コストで均一な施肥が可能になり、農業従事者の作業労力と作業時間を大幅に短縮することができます。日本全国で100名を超える登録操縦士のデータを一元管理する、操縦士オペレーションシステム「C .O .S .M .O.S. Hub(コスモスハブ)」で稼働管理を行うことで、日本全国の登録操縦士と業務発注者の迅速で効率的なマッチングが可能となります。

福井県越前町のドローン物流実証でのC.O.S.M.O.S. 活用事例

ドローン航行の安心安全を可視化することで、ドローン物流を当たり前に

福井県越前町は中山間地の集落が多く、災害時の集落孤立や、人口減少、および少子高齢化が進む中、現状の輸送・物流手段によるサービスの品質維持が課題になっていました。今回の実証実験では、災害時など、道路崩落により孤立した集落に、食品や救急・応急用品等の物資をドローンで輸送する事を想定し、配送拠点から各中継拠点の往復約12キロ間で、1kgの積荷を積んだドローンをレベル3(目視外飛行・補助者なし)で飛行させました。ドローンには360度撮影の監視カメラと衝突回避用センサーを搭載。高速のLTE通信回線を使い、離着陸以外は自動飛行しました。C.O.S.M.O.S.を用いて複数のドローンの飛行情報をリアルタイムで閲覧出来るようにしたことで、地域住民がドローンの状態を可視化することができ、行政が安心してドローンを活用出来る環境を整えました。越前町では22年度のドローンの目視外飛行の規制緩和を見越して、ドローン配送を新たな輸送手段として実用化を目指していきます。

NEDO運行管理システム実証事業でのC.O.S.M.O.S. 活用事例

国のドローン運行管理統合機能と連携し、安心安全なドローンの社会実装に必要な情報を一元管理

航空機の飛行経路が国で管理されているように、ドローンの社会実装のためにはドローン版の運行管理統合機能(FIMS)の開発・運用が欠かせません。そこで国立研究開発法人NEDOにて、「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」の一環として、ドローンの運航管理システムの実用化に向けた地域実証を行われています。C.O.S.M.O.S.は山間部が多い高知県四万十町にて、町役場から核となる避難所等へ向けた町備蓄の感染対策グッズ・軍手・応急手当セット等の輸送や、川の氾濫や土砂崩れの危険性を有する山間集落の空撮による現状把握、および山間地域に点在する集落を結び生活必要物資の定期配送を行う実証をしています。安定した飛行を日常的に行うために、飛行経路のコンフリクトを調整する運行管理機能だけでなく、気象情報や地図情報、通信用の電波情報等もC.O.S.M.O.S.が一元的に管理することで、ドローンが社会実装された未来を作っています。

TECHNOLOGY FIELD技術領域